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「病院の話」の続き

地域中核病院の役割

地域の中核病院や大学病院を紹介してもらうことになります。
中核病院は、地域の医療連携の中心になる病院のことで、一般的にクリニックや医院と呼ばれる施設で行うことが難しい専門的な検査(MRIやCT等)や、地域内の他の医療機関では提供することが困難な医療(緩和ケア等)を提供します。さらに高度な医療が必要な場合は大学病院等を受診することになります。
普通の病気であれば、小規模な病院とかクリニックや医院で十分対応できますので、一般的な病気のときはクリニックや医院を受診し、高度医療が必要なときは大学病院等を紹介してもらうのが賢い病院選びということになります。
それは、大学病院に紹介がなくて受診すると、制度的に高い初診料(特定療養費)を取られるという不利益もありますが、むしろそれよりも、クリニック等の診療所の方がプライマリー・ケアに長けており、一般的な病気の治療には、大学病院等よりもむしろ適していると考えられるからです。
それに反し、地域中核病院や大学病院は専門的な知識を必要とする病気に対処するための施設で、状況に応じて医療機関を選ぶことが、スムーズな医療提供のためには大切なことのようです。




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